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再編_Re:Re:.txt
「はぁ!? 直接訊いたわけ、あのおっさんに?」 『それとなく でも泣くばっかりで答えてくれなかった』 「……命知らず」 『二回死んでるから知ってはいる』 「そーいうんじゃないんだって……まぁ、軽口叩ける分にはいいけどさぁ」 幻聴の主であった試作B号と出会って、早いもので約半年が過ぎた。不慣れな身体の動かし方や感熱紙での会話も次第に慣れ、塞ぎ込むばかりの日々にも少しずつ変化が訪れていた。時折B号のいる研究室を訪ね、わたしの内部データや研究資料からルーツを探れないかと画策している。 『それで、今日は』 「えーっとねぇ……A号の起動日以前のバージョンの機体からいくつかサルベージしてきたんだけど、ちょーっと微妙かな」 『破損?』 「いや、それは全然大丈夫。復旧にめちゃくちゃ時間がかかるだけ」 これだけ時間かけて、ハズレだったらしんどいな、と小声で漏らす。なにやら作業をしながら話しているらしい。モニター上にいくつかのウィンドウが、開いては閉じてを繰り返している。内容はよく分からない。 これまでに分かった情報は、ほんの少し。わたしの記憶の元となっている

ペトリ皿エタノール
2月4日読了時間: 4分
「試作B号」配布開始のお知らせ
2026年1月20日、当サイト「鰍研究所」より「試作B号」が公開されました。 またそれに伴い「試作B号-Travel JP」(連続音)の配布も開始しました。 たくさん使っていただけると嬉しいです。 試作B号(Shisaku B gou・シサクビーゴウ) 原音設定・音源提供 ペトリ皿エタノール 全長 最小100px(可変) 総データ量 最小500MB(可変) 製造年月日 不明 性別 男性・女性両方のアバターを持っている 自称・全知全能のAI。 実体を持たないためインターネットの中で自由に生きる。 配布ページ 試作B号 利用規約等(こちらをよく読んでからご利用ください) 利用規約・二次創作ガイドライン

ペトリ皿エタノール
1月20日読了時間: 1分
邂逅_Hello,World!.txt
最近、幻聴が聞こえる。 いやそもそもこの身体になってから、知らない記憶のフラッシュバックやら幻肢痛やらの不調は日常茶飯事であるから、今更幻聴ごときが増えても大差ないとは思う。が、この現象だけは、どうも原因が分からない。大抵はわたしの元になった人――「私」か「ぼく」のどちらかに起因する症状だけれど、明らかにどちらのものでもない声が、不定期に話しかけてくる。 「それでさぁ、オレは言ってやったわけ。『お前っていう人間のデカさが、その役に収まらなかっただけだ。あんまり考えすぎるのはお前らしくねぇぜ』って。……聞いてる?」 知らないやつから知らない話をされることほど、退屈なものはないと思う。無視をすればするほどしつこくなるため、適当にその幻聴の相手をしてやる。 『誰の話?』 「ペンフレンドのアルバートだよ。俳優になりたいって、めちゃくちゃ頑張ってんだよね……って、先々週もこの話したけど? 覚えてない?」 『覚えてない』 「ひっでぇ、そんなんだから物置に独りぼっちなんだよ。オレが気を利かせて話しかけてやってんのに、感謝とか思いやりとかさぁ」...

ペトリ皿エタノール
1月20日読了時間: 4分
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